自然に還す事を怠るなかれ

親が子孫を育てて浄土へ還る。遺族が、その死者に対して、いかに畏敬の念を抱いているのか。恩義を忘れて山や河へ撒くものではない。死は何もかもが消え失せる物ではない。ENDではなくANDの世界である。体内に流れる悠々の血流がとうとうと流れている。体内に先祖もあり子孫もある、継承相続した血流が貴方であり魂であると考える。無だと言って捨て去るのではなく、深く感謝をすると言う気持ちが無くなれば人間もお終いだ。