仏石(棹石)とは

墓石は3個の石組で成り立っている。一番上の石を仏石(天石)と呼び、その下の石を上台石(人石)と称し更に一番下の石を下台石(地石)と言う。つまり一番上の石に南無阿彌陀佛と刻んだり梵字を刻むので仏の石と言われている。その仏の石へ刻める資格の文字は仏の意味ある文字(戒名など)のみであって死亡年月日や俗名や行年を刻むものではない、それらは記録として墓塔本体以外の墓誌へ刻むもしくは仏壇の位牌や過去帳がそれに当たる。