お墓の刻み方

お墓の石の周囲への刻み方にもルールがある。何処にでも勝手に刻んで良い訳がない。向かって右面(相続者)を涅槃門と呼び一番の上座。次が裏面で修行(修業ではない)門と呼ぶ。向かって左の面は一番の下座で独身死者などの非相続者の戒名を刻む。相続者の彫刻順序は相続順で非相続者は死亡順に刻む。いずれも向かって右側が上座であるから向かって右側から刻んで行く。仏石へ刻める言葉は仏文字である戒名法名のみで記録である死亡年月日等は刻まないもしくは記録板である墓誌に刻み置く。