天暲院篤姫

篤姫が亡くなって、ご主人の13代将軍家定の向かって左隣に並んで墓が立った。
伝統ある建墓法がなされている。
お墓とは人生の結晶と思う。
お墓の前に額ずくと、会った事の無い人でも往時を偲べて何か懐かしい感がする。
お墓はそういう力がある。親と子を結びつける、そう言うバトンリレイを身近に感じられる。
「おじいちゃん」と言って墓前に来てくれる孫に対して「いつまでも見守っているよ」と先祖が応える。
篤姫や帯刀の偉大な功績を初めて知った。お墓へ御参りに行こうと思う心が湧き上がった。
墓前で感謝の祈りを捧げたい。