千の風になって

千の風の本意は何なのでしょうか?。
お墓に居ませんから墓前で泣かないで下さいって?。
では「どこに居るのですか?」と聞けば、『千の風になっています』との事。
身の回りの風が、亡くなった愛しい方なのですか。
お墓の浄土の土へ還した肉体(遺骨)は何なのですか、そこに亡き人のお体が納めてあるはずです。
亡き人に思いを馳せて涙を流す事は悪意なのですか。
そこに居ないとして千の風に成っているのであれば吹き荒れる風がどうなっていると解釈すれば良いのですか。
亡くなれば星に成ったり風に成ったり、夢が膨らむばかりですが、中途半端な作詞は止めていただきたい。
親や子や夫や妻が亡くなりました、悲しみに暮れる永遠の別れです。
葬式も仏壇もお墓も法事も無くて、風を求めて彷徨うのですか。
お寺も黙り込んでいる事こそ、風前の灯火なのです。