建立者名には赤色を入れる

女性の方がお墓を立てるのに「女の名前でお墓を建ててはならない」と、言われて悩まれている。
何を言っているのか、お墓を立てるのに女も男もない。
「女の名前でお墓を立てると家が絶える」と。
男の相続者が居ないから女性の名前で立てるのであって、女性の名前で立てるから絶えるのではない。
仏石の下の『人石』の、しかも向かって左の下座へ『福原○○子 建之』と堂々と刻み、○○子の俗名部分に朱色(赤色)を入れておけば良し。
相談者が石材店にそれを言うと「赤を入れると将来色を抜かなければならない」と、めんどくさそう。
石屋の手助けの為に入れないのではなくて、赤々と元気な様を表現しなければなりません。
お墓の石に俗名を刻めば、祀られる人と同じ立場になり、死の世界へ飛び込むでしまう。