御佛前で良いのか?

四十九日までは霊でそれを過ぎると御霊前から御佛前に変化を遂げると、もっともらしく人が言う。
納骨の時も御香典より御佛前が良いとシタリ顔が続く。
その通りなのだけれども、御仏前と呼ぶほど仏がそこに居るのか?、と言う疑問が湧いてくる。
お墓の正面を見て欲しい、南無阿彌陀佛と成っているのですか??、
成っていれば確かにご本尊様の前なのだが、どう見ても『福原家之墓』と言う看板であって仏の臭いも欠片も無いではないか!。
早く、そこに気付いて頂きたいのです。
お墓を仏石と呼ぶならば、そこは南無阿彌陀佛や南無妙法蓮華経もしくは梵字などの仏種子が刻まれて要ればこそ住職が仏を迎える開眼式が厳修された値打ちが有ると言うもの。
仏が居るから御仏前だと判った事を言うのであれば、墓石の正面を仏の表記にすべきなのです。