葬儀の会場にて

お香典を辞退する家が増えた。亡き方へのお花代でありロウソク代の御供えであるから喜んで受けて欲しい。香典を返す事を煩っての事態では主客転倒であって悲しい。お焼香を済ませて退室した時のオシボリは不要、お焼香は塗香の役目も持っているから手に付いたままで良いのであってそれは『汚れ』ではない。葬儀の良し悪しは担当の係員のレベルで決まる、今日のお通夜の会館は大雑把であって気に入らない。供花の人の名札が見える気配りをしているのに肝心な南無阿弥陀佛の御軸が隠されてしまっている事に何故気が付かないのか。