落語会へ行きました

昨夜は桂文我さんの落語会へ行って来ました。私も昭和45年に桂米朝さんに弟子入りを打診したことがあります。落語は京都の誓願寺安楽庵策伝が開祖と言われています。大変難しい法話を市民に判りやすく説いた醒笑集が始まりです。現代の困難な時勢を判りやすく解く人がどれだけいるのでしょうか。特に私の分野であるお墓や仏壇の祭祀を的確に解く人は皆無です。人間は常に悩みを持ち合わせていますから何か困ったときは占い師やなどに相談しがちです、人生の生き方のアドバイスを求める一つの方法ではあります。しかしお墓にはお墓の専門家がいます。お墓といえばお寺や石屋さんを思い出しますがお墓のエキスパートに相談をすることも肝要です。昨今のテレビを見ておりますと血液型で決め付けたり占いで決め付ける番組を多く見ます。テレビ局の低俗さが伺えて大変悲しい思いを致します。視聴率さえ上がればどんな事をしても構わないと言う番組編成の姿勢を見てしまっています。地獄へ送るわよーと言われて「地獄へ送ってみー」と言い返す御仁が一人もいない芸能界もまた無能界です。テレビで言う事は全て信じがちです、血液型や占いを信じる人がどんどんと大人に成って行って日本中を席巻するのです、無能な世の中に蝕まれつつあります、恐ろしい。お墓も同じことがいえます、お墓は宗教であるにもかかわらず門外漢の人が侵入して来て蹴散らしています、専門家以外が専門家の顔をしたお墓を指導しています、滑稽なお墓が乱立しているのです。