お墓の開眼供養式

私の尊敬する易学の会長先生のお宅のお墓が建ちましたのでお招きを受けて出席してきました。住職は天台宗の行者さんで私の知り合いでもあります。山科盆地の一番奥まった所で、東と北と西を山で囲まれて南が開けた絶好の場所に、五輪塔と名号碑が立ちました。遠く移転して来られたご先祖様も目を開ければこの様に素晴らしい仏国土に感嘆された事と思います。また何よりも五輪塔が在る事に大満足された事でしょう。お骨も壺から開けられて般若心経写経を納められて、他に言うことは何もありません。梵字には純金箔が挿入されています、決してエナメルやラッカーでお茶を濁してはなりません。仏文字は仏として仏像の純金箔と同じなのです。食事の席でお父様が息子様へ遺言として聞いてくれと言って言葉を述べられました。お墓は先祖を供養すると共に肝心な事は先祖のお陰で子孫が幸福に繁栄する事にもあります。親から息子へバトンが渡って行こうとしています。長年の問題が解決されて先生もホッとなさっておられました。多くの皆様方に支えられてお墓が建ちます。