苦情が有ったが

お墓をお世話をした家からクレームが入った。
下台の側面に黒い斑点(石材店で言う所の黒ボセ)が有って気に成ると言う。
気に成る事を何時までも放って置く訳にも行かないので急遽出掛けて墓地であった。
少し雨が降っていて濡れている。
石の目は濡れている方が判り易い。
工事の現場に一日立ち会っていたが、職人も私も全く気が付かなかっただけに、どこを気にしておられるのかが不思議だった。
お客さんの指摘された所を凝視したが、クレームの範疇に全く入らない些細な自然石の目であった。
当方と関わりが生まれる前の占星術師の女傑に随分と洗脳された結果、石の部分を気にしておられる様子だった。
女性は美人の方が良いのだろうが、石と言う原材料を使用して正しい仏塔に変化をさせる事が建墓であって猫の子を貰うのではない。
力強くて正しい仏塔が安価に立ち上がっている。
25日の開眼式で住職に入仏供養を勤めて頂いて般若心経写経を奉納すれば完璧なお墓が立ち上がる。