インド研修4日目


第四日目10月16日(火)
アジャンタ石窟寺院は仏教設備が残された遺跡です。
少し歩かなければなりませんので、駕籠かきや物売りが大変しつこいのです。
何人かは駕籠(千ルピー)に乗りましたが、思い熱き人は歩行軍です。
9窟と19窟と26窟には大変巨大で素晴らしいスツーパが残っています。
16窟の尊前で長野県の渡辺様と兵庫県の大竹様とで手を合わせておりますと、
インド人僧侶が立ち入り禁止の鎖を持ち上げて手招きで中へ入れと促しました。
直前まで入れて下さったのです。
声を大にして三人で般若心経を唱えました。
石窟内ですので、大きく反響をして厳粛に響き渡りました。
感謝の思いを込めて御布施を差し出したのですが、丁寧にお断り為さいました。
勿論、仏像彫刻は素晴らしい連続で感銘です。
物売り集団は、日本語に精通で、
「中村さん」や「後で買ってくれる?」と、楽しい人たちです。
ついつい私もガイドブックを300ルピーで買ってしまいました。
礼拝対象が、菩提樹からスツーパになり仏像に変化していった流れがあらわされていて勉強になりました。
街は人であふれ、寝転がっている人が大勢いますしごみが散乱していて汚れています。
ミゼットのような小型自動車がひしめき、バイクは3人か4人乗っています。
ルールもマナーも無いようでしきりに警告音が鳴らされてうるさい事。
バスのドアーも開いたままです。
初めて高級ホテルに宿泊です。
ガーデンにて結団式並びに解団式となる宴会に興じたかったのですが、石本様が下痢、大竹様が風邪でダウン。
ターバンを巻いたインド人医師を呼んで診察と投薬。
乾杯の発声を仏教墓塔研修会恒例の若手に依頼をして20歳の坂口様です。
勢いある若さのパワーを頂いた発声です。
芝生の上の舞台ではインド女性のダンスや音楽が興じられています。