お墓の相談指導

午前中の『写経と法話の集い』を終えて新幹線に飛び乗って出張へ出掛けました。
駅頭まで迎えて下さいました。
先ず行ったのはご先祖様の墓地でした。
祖父の後妻が立ててその連れ子が維持管理をしています。
つまり、祖父と後妻の流れのお墓『本家』となっていて、先妻側を分家とするならば触れない他家のお墓に成っています。これは放念してください。
そう言う覚悟が亡きお父様(先妻の実子)にもあったようで別に墓地を設けておられます。
ややこしいのは、それ以外にも墓地を持っておられたのです。
A墓地とB墓地とでも言いましょうか。
Aは4尺角で、海浜に有り、Bは3尺角で市の霊園です。
向きはどちらも東を向いていて吉です。
Aの利点は墓地が少し広い程度で、Bは住まいにも近い良い墓地です。
ジャッジをするならばBを薦めます。
しかし、ご主人とお母様が難色を示しましたが、奥様と息子さんに押されてBの墓地に決定されました。
このお家の仏壇を御参りさせて頂きましたが、珍しく位牌が正しく祀られていました。
お寺様の良い姿勢が窺えて好感が持てました。
浄土宗ですので位牌の頂部にキリークが刻まれていて夫婦の戒名で置かれています。