信州善光寺貫主『小松玄澄大僧正』

善光寺からお帰りと言う事でお約束をして自坊へお訪ねをしました。
お変わりなくお元気そうで何よりです。
ご挨拶代わりにお持ちしたスルメの事を良くご存知でした。
桐山食品の『京のスルメの里』美味しをご存じで安心しました。
お願いの儀が有って参上したのですが、ご多忙中にもかかわらず快くお引き受け下さいまして誠に有難うございます。
当然何がしかの御礼も必要と思って持参したのですが、固くご辞退をされました。
そう言われても、薄謝ですのでどうしても受け取って頂きたかったのですが、固辞されてしまいました。
24年前に娘を亡くした時もそうでした。
「親が亡くなれば、遺産も有るので葬式料も請求したいが、子供さんを亡くされたのですからお金の事は気にしないでください」との温かいお言葉を掛けて頂きました。
僅かな御礼で一連の葬儀を終えた事を覚えております。
本当にお坊様の中の御坊様であって、いつも法話をして頂いて仏道に馴染んでおります。
お孫さんを迎えに行かねばならないと言う事で、40分ほどお話しが出来ました。