吉田富一さんが亡くなった

熊ちゃんから訃報のファックスが来た。
吉田富一さんの逝去が書かれている。
直ぐに前夜祭と告別式の日程も送られて来た。
奥さんと同じ西陣教会で行われる。
教会は既に一杯の人でした。
大勢の人に慕われた吉田さんです。
受け付けの熊ちゃんも沈痛でした。
持っちゃんが手話通訳を前でしています。
いつもと違って心がこもる気魄な手話です。
讃美歌が堂内に響きます。
いつもの優しい笑顔の遺影が微笑みます。
京都市手話学習会『みみずく』に入ったのは41年前。
千北の古い木造のろうあ会館でした。
仕事を終えてやって来る好青年が手話を教えてくれます。
吉田さん持田さん熊谷さんらの人の良い人達に触れて私の青春時代も有りました。
手術の際には10人分の献血を受けました。
当方のアルバイトに来て頂いた事も有りました。
いつも自転車で元気に走り回る吉田さんのお姿が忘れられません。
いつも明るく、純粋な人柄は真似が出来ません。
あじ吉で『みみずくを応援するMOBの望年会』をした時は盛大でした。
愛する弘子さんとご一緒にまた天国で手話劇に励みお掃除に精を出されている事でしょう。
吉田さんと言えば『仲人』。
大勢の縁結びの神様でも有りました。