墓地に燈籠は付き物

石材店からのお願いで、お店へ出掛けました。
顧客へ図面をお渡ししたのですが、燈籠は要らないとの事。
私も石材店も燈籠を勧めておりますので、是非ともお備えして頂きたいのです。
顧客が言うのに「霊園を見ても燈籠なんて一基も立っていないから要らない」と言う論理。
一基も立っていないから不要と言う考えではなくて、何が良くて何が悪いのかを考えて欲しいのです。
石材店も私も、石を売れば儲かると言う安易な気持ちで灯篭を勧めているのではありません。
仏壇にも灯りが有るように、外なる仏壇の墓地にも灯りは必携アイテムなのです。
他にお金を掛ける必要はありません、一対の灯篭を置くべしなのです。
燈籠の火袋の向って右側には太陽が刻まれており、向かって左側には月が刻まれています。
日中は太陽の灯りが、夜間には月の灯りが照らし輝くのです。
理由をご理解下さいまして図面通り灯籠を置かれる事と成りました。
何々家の墓では無い、南無阿彌陀佛とご本尊様をお迎えして、灯りが満ち満つ最高の仏塔が間もなく立ち聳えます。