よみうり文化教室『写経』

一番の新幹線でさいたまへ行きます。
大宮で『心静かに癒しの写経』教室を指導します。
第一回目は『般若心経』、第二回目は『観音経』で、第三回目の今日は、
『一枚起請文』か、『正信偈』か、『寿量品』か、『梵文心経』かの中から選択して書いて頂きます。
現代文字であって書き易い一枚起請文写経が多くの人に選ばれました。
一人の奥様は梵文心経にチャレンジされて1時間で見事に書き上げられまして感心致しました。
梵字を書くのも初めてでしたので、少し発心点などご指導申し上げましたが、立派です。
三十三か所へ納めたいので33枚書きたいとおっしゃっておられてまたまた感服です。
終わると直ぐに宇都宮へ出向きます。
宇都宮の教室でも同じなのですが、
一枚起請文を書く人が多くおられました。
これは法然上人の遺偈ですが、教えの中心と言いましょうか根幹が書かれていて意義深い一文です。
この講座は90分ですが、法話に30分写経に60分を当てています。
書道の練習ではありませんから美しい下手と言うレベルではありません。
早い遅いも競いません。
一字一仏を味わって頂いて亡きご先祖への供養や心願成就の一助に成りますように執り進めております。
最後に取材が有りまして写真撮影を受けて質問を受け読売新聞に掲載されるようで楽しみです。
私が受けて喜んでおります写経を共有してお喜び頂く為にも大勢の方に書いて頂きたいのです。