お墓の工事の立ち会い

約束の時間に間に合うように早く出たのですが、事故で特急が50分遅れ。
既に工事は始められていました。
暑い現場ですが、2名の職人さんは黙々と休みもせず昼食もずらして取り組んで下さいました。
施主様も見に来られて感激なさいました。
図面の上でと、実際見るのでは大違いです。
灯籠を躊躇しておられましたが、燦然と輝いて座っています。
ここらには無い、大島石の墓石です。
天台宗教義に則って正面は『南無阿彌陀佛』です。
大変広い墓地で1万基は越すであろう全域を見廻しても正しく表記された墓石は皆無です。
また、燈籠が有る墓地も皆無です。
いったい、どうなっているのでしょうか?。
力の薄い寺と石屋ばかりなのでしょうか。
まして墓石も一種類で為されているのではなくて、
棹石と下の台石の石質が違っていたりの三毛猫状態は考えられません。
こんな石では安価なヘタ石です。
満面の笑みで見守って下さった施主の前でサラシを巻いて完了いたしました。
10時からの突貫工事で14時に完了いたしました。
(施工済の巻石の中に8型墓石と燈籠一対と土)
現場の職人さんの暑い大変な時期となりました、ご苦労様でした。
正しく設計指導。
組み立てる職人さんも優秀。
石材も吟味。
三位が一体となって正しくて力溢れる墓塔が聳え立ちました。