ダルマアショカ寺とさくら幼稚園

ダンミカ師が園長のダルマアショカ寺付属さくら幼稚園に着いて驚きました。
我々の到着を大勢の方がお待ちでした。
バスを降りて、園の入り口で花輪を首に掛けて頂いての歓迎です。
園児の鼓笛隊の先導で会場内に入ります。
スリランカ国歌と君が代のテープが流れると、自然と涙が出て来ました。
上座に、村の長老が二人、そして徳永師と私。
最前列に同行の6名、そして父兄など関係者、後方に後援者や近在の協力者。
園児が、スリランカ語、英語、日本語で歓迎の挨拶をしてくれました。
当方も、徳永師が挨拶をして通訳し、私も挨拶をして通訳が介してくれました。
歓迎セレモニーと卒園式を兼ねての行事なのです。
普通は12月が卒園ですが、前倒しでこの日に合わせたそうです。
歓迎の踊りや劇が披露されます。
4才から6才までの27名が大変可愛いのです。
今回の卒園者は7名なのですが、3名が病気で亡くなっているのです。
大変可愛いこう言った子供が余りにも早い死です。
治す為の薬も買えない家庭です。
ダンミカ師の自費で運営する幼稚園でして、入園者の全ての子は訳有りで裕福では無い子達です。
授業料も食事代も全部が無料です。
園児一人一人に、我々全員で手渡しのご褒美を渡すと、全員が投地礼で受け取ってくれるのです。
最後に先生方に挨拶をしました。
多分、安い給料でボランチア精神でお勤めだと思います。
昼食を頂きましたが、大変ご馳走をして下さいました。
我々もほんの気持ちとして寄進をさせて頂きました。
お寺への御布施と言い、幼稚園の寄進と言い、参加者の全員が心優しく気持ち良く賛同をして下さいまして感謝しております。
夕食で解団式です。
ダンミカ師もご参加でしたので、御礼を申し上げました。
僧侶は、夕食は一切召し上がられませんしアルコールも飲まれません。
各人が、スリランカでの感想と反省を述べて頂きましたが、全員が感動感激感謝の言葉の渦でした。
無事に研修会が成果を得て終ろうとしています。
ショッピングを楽しんで帰路に付き翌日成田に11時45分に着きました。