密教図像学会現地研修会

9時から17時まで、大和の小寺巡りです。
妙観寺(十一面観音立像)⇒千万院(不動明王立像)⇒宮古薬師堂(薬師如来坐像)⇒置恩寺(十一面観音立像)⇒達磨寺(達磨聖徳太子像)を巡ります。
何れも小寺ながらも重文の仏様が維持管理されています。
風が強くて大変寒い中を歩きました。
いずれも仏像を間近に拝する事が出来て感動です。
各自が大変熱心ですから中々順番が回ってこずに直近へ近づけません。
仏師の岩本先生にお聞きしながら、寺元僧侶にお尋ねしながら拝観いたしました。
バスの席が隣り合った上枝氏に聞く所によると、印度に魅せられて研究なさっておられる花園大学の精鋭です。若くしてインドに数回出掛けておられるって羨ましいです。頑張って下さい。
石材関係では達磨寺から発掘された、達磨大師の舎利塔に興味がそそられました。本堂後方には八角型の中興記幢が有りましたがカメラに入らず、文字も読めないのが残念でした。
王寺町のゆるきゃらにも成っている、聖徳太子の愛犬の雪丸が可愛くお墓までありました。