第27回全国仏教墓塔研修会修験本宗金峯山寺東南院会場開催

総勢23名が東南院に集まり、27回目の研修会を開催いたします。
雪などの悪天候ではなく、穏やかな天候です。
15時から開式です。
今回大変お世話になります宗会議長の徳永瑞幸師の案内や説明を受けました。
今までも、各宗派の本山で教義を学び、管長クラスや宗教学の教授先生から多くを学んで来ました。
今回の修験道ですが、顧客に居られる訳も無く、全く知らない世界ですし怪しげな感じで見られています。
自然と一体に成る教えであり、神道と仏教が融和した教えこそ日本人的ではありませんか。
我が家もそうですが日本のお家へ行くと仏壇と神棚が祀られています。
明治の廃仏毀釈で大打撃を受けた修験の世界を再認識したいのです。
蔵王堂での夕刻(夕座)の御勤め参加に行きました。
絶対秘仏は幕が懸っていて拝せないのは残念ですが、全員でお経を唱えました。
凛として空気は圧巻です。
焼香も済ませると堂内を般若心経を唱えながら一巡します。
毎回の参加者は50名前後あるのですが、今回は半分以下の23名です。
募集するに当たって簡単な修行が有りますと謳ったのが逆効果となり敬遠されてしまいました。
吉野へ来れば修行してこそ価値も有ると考えたのですが、高齢者多い研修会では怖がられてしまいました。
申込者には「修行は有りません」とお断りをしての開催です。
参加者の福井県越前市の宝木石材様が「滝行は無いのですか?、是非してみたいのですが」とおっしゃられて驚きました。厳冬の、冷たい滝に打たれるなんて、すごい熱意です。福原と徳永師は申し出に感動いたしました。もうしますと、若い方達から「私もします」「私も打たせて下さい」「彼がするなら私もします」時計8名の行者の出現です。明日滝に打たれます。