金峯山寺で研修

早朝起きです。
6時半から東南院本堂の朝事です。
役行者(神変大菩薩)へ読経を勤めます。
参加者各家の先祖回向をお願いしています。
朝食はお寺の精進料理です。
食前観と食後観を徳永師にリードして頂きます。
食事後の第一講は東南院住職で執行長の五條良知師の講義を受けます。
お聞きすると苦難の連続の教団であった事が窺えます。
自然と一体に成る教えであるからこそ、土から生まれて土へ還る埋葬法でなければなりません。
大峰の奥駆けの修行も有れば里(吉野)の修行も有ります。
我々は、この霊地に参加する、坐るだけでも大いなる仏果に肖れる修行なのです。
滝行に付いて徳永師からレクチャーを受けます。
厳冬であるが故に5秒か10秒、出来れば15秒は入って欲しいと言われています。
丹田への気の入れ方を学び、九字を切り、アビラウンケンを唱えます。
脳天さんへの500数段の階段を降ります。
いよいよ8人が挑みます。
徳永師に清めて頂き淡路市の大竹和夫さんから入ります。
全くの素人だけにどうなるのか不安でしたが、15秒どころか2分3分と入っています。
大声で「南無不動明王」と絶叫です。
応援をする側も一体となってお不動さんの真言を唱えます。
余りにも長き打たれているので徳永師が止めに入ります。
大竹和夫(淡路市)・宮本達哉(安芸高田市)・岡野秀三(広島市安佐南区)・宝木幹夫(越前市)・西村和朗(豊田市)・渡辺高史(中野市)・森下峰雪(鯖江市)・北口栄次(京都市西京区)の8名の菩薩が誕生いたしました、見事です。
昼食後の午後は田中利典宗務総長のお話しで、修験道とか金峯山寺のお話しをお聞きしました。
修験とは山の宗教である・実践の宗教である・神仏習合の宗教である・風土に根差した宗教である・優婆塞の宗教である・菩薩の宗教である・修験の修行は晴れの修行である・聖地金峯山寺と言う内容です。
徳永師からの特別講義は、仏教医療のアーユルベーダーです。
タイ式やエステと別なる意味が走っていますが、直訳しますと『生命の科学』なのです。
是非直に受けて見たいのです。
また、終戦後の講和会議で日本を4つに分割統治する案が出されていました。本当であれば4分割されていたのですが、後の大統領であるジャヤワルデネ氏が反対を述べる事で免れた恩義を忘れています。スリランカに御礼を返す意味でも何にかお手伝いが出来ればと思っています。
昨夜は紅一点の山崎里津子氏の乾杯発声で、今夜は渡辺正元氏の乾杯で始まりました。
自己紹介をしつつ、昨今の状況を聞いていますと、各位とも不景気をなんのその、絶好調で推移しておられる事は立派です。