鯖江へ行く

越前海岸の喫茶店『マーレ』がテレビで紹介されているのを見て行く事にした。宿泊も料理旅館を予約して目指した。ネット予約書を改めて見て驚いた。１９日泊なのに２０日泊で間違っている。キャンセルをして車中よりホテルを探し、やって遠方で海岸ではないビジネスをしかたなく確保した。１０年前に来た時は、さほどの人気ではなかったが、ガレージも広げられて超満員だった。のんびりお茶を飲む事が出来た。久し振りの呼鳥門を見たが、以前のように洞窟を潜るのではなかった。鯖江駅前のホテルに向かう途中で『川去』と言う名前を見て慌てて左折をしてみた。何となく見慣れた風景だった。右折をすると、正しく『田村』の祖父の実家付近だった。間違いはない。実家は、更地になっていたが、今でも変わりなく更地のままだった。隣が福原さんだったが、同じく福原さんだった。此処は祖父の妹の津田さんが住んでいた。かおると言う子が居て私より４歳ぐらい下だったがどうしているのだろうか？。直ぐ近くに墓地があって行ってみた。懐かしい。ちょうど５０年昔に、祖父が墓石の下からご先祖のお骨を取り出して別府へ運んだ時に手伝いに行っていた。怖いので、少し離れた線路際に坐って傍観していた。座った所に行ってみた、此処に５０年前座っていた所だ。ホテルに入っても寝付かれなかった。別府に居る従兄弟たちは、祖父の実家が有った田村や祖母の実家が有った吉江の事を知らない。一度案内したいと願うばかりだ。