薮田信夫君と鈴木恵三君

京都市立朱雀第六小学校の学年同窓会を開催するについて、
名簿作りに励んでいます。
既に50年が経過をして住所を調べる作業は難航しています。
その中の不明者に薮田君が有ります。
小学一年生と二年生で一緒でした。
家にもよく遊びに行ったのですが、
路地の一番奥で、家の前に井戸が有って、中に金魚が飼われていました。
彼が読んでいた本の、ちびくろサンボを思い出します。
長年の闘病中にも見舞いに来てくれた、色白の優しき男でした。
今、どうしているのでしょうか?、会いたい一人です。

もう一人別府に居た頃の親友に鈴木君がいます。
別府市立野口小学校の三年と四年で一緒でした。
父親の仕事の関係で二年間別府に住まいした時の友人です。
おばあちゃんと二人きりで、両親はおられませんでした。
一度、お父様に会いに行くのに一緒に行った事が有ります。
家には、大きな船の模型が唯一飾られていました。
中学一年生の時に京都から会いに行った時、オール5やと言って通知簿を見せてくれました。
闘病中にも見舞いに来てくれて、熊本大学のヨット部に入った事などを話してくれました。

別府時代の二年間の友人とはそれ以降会う機会がありません。
行方不明者名簿になっているのだと思います。
52年が経過をして会いたい思いが募るばかりです。