お墓の建立者名

何気なく考えがちだが大変大事である。
喪主であり施主であり、相続者の一人の名前で刻み立てるべき。
今日の相談者、は兄弟連名で立てたが為に揉めていて解れない。
夫婦の連名や親と子や兄弟連名を避けていただきたい。
施主は一人で、俗名部分のみに朱色を入れる。
それは俗名として入れているので亡くなっても俗名には変わりない、そのままでも構わない。
夫を亡くした妻が、夫の戒名を刻んで妻の生前授与の戒名を刻む場合に朱色を入れる、亡くなれば朱色を除く。
建立者名も同じ様に考えられて、亡くなれば朱色を除かねばならないと思いがちだが、戒名の朱と俗名の朱はまた意味が違う。