お墓は両家を供養する

人間は両性で成り立っている、つまり男と女の合体。
自分自身の身体の中を見つめると、
間違いなく父方と母方が平等に流れている。
つまり父方への供養と母方への供養が付き物だ。
しかし仏壇を見ても墓石を見ても、
父方だけであって、母方はまるで魔物のように受け入れを拒んでいる、
これって可笑しくありませんか?。
母方を迎えてこそ完璧な供養を行っている事になるのです。
姓が違っても、宗教が違っても、
お母様を産み育てて下さった実家のご先祖様はアカの他人ではないのです。
郷里に忘れ去られてぽつんと立っている墓石、
廃屋に汚れるままに置き去りにされている仏壇、
これを放棄するままにしている皆様の神経を疑います、
本当に血の流れている人間なのですか!。
婚家に実家を迎え入れて安心の行くお祀りをして差し上げる親孝行が出来ないのですか?。