禅宗の五輪塔へ梵字を刻まない

禅宗の立派な霊園に五輪塔が立っている。
梵字が恥ずかしげもなく刻まれている。
住職はこれを見て何と思っているのか。
五輪塔と言えば真言宗で多く立てられているから
ツイツイ、梵字を使用しがちであるが、禅宗には梵字がない、
つまり五輪塔梵字を絶対に刻んではならないのである。
中国発祥の禅宗は漢の国であるから漢字を刻む。
上から空・風・火・水・地として純金箔を入れておく。
間違った刻み方をしているくせに
恥らう事無く堂々と厚かましく立っている事に違和感を覚える。