墓石の上から水を掛ける

墓石の上から水を注ぐ事は大切な仏教作法。
『洒水』と言う。
落語でも洒落が無ければオチが無い。
誕生仏に甘茶を掛けるように、水を掛けて清めつくすのです。
水を掛ければ風邪をひく、と言う人が有りますが、墓石は露天に立っているので雨風をもろに受けていてもビクともしておりません。
傘や屋根を付けた墓石も見受けません。
お墓は自然の恵みを一杯に受けなければなりませんので雨や太陽光は必須なのです。
でありますから地下のお骨が溶けて行くのです。