妻の実家のお墓

来る日も来る日も祀り手の無い妻の実家のお墓に付いての質問をされる。
寺では「永代供養をしなさい、ズッーと管理し供養をしていきます」と言っているらしい。
「実子である貴女が出来ない事を他人の寺が出来る訳が無い」と私は言い切っています。
そう言う屁理屈を付けて寺がガッポリ設けるだけで何の力にも為りません。
永代供養なんて言葉を私は習った事もありませんし、寺にそう言う項目はありません(カテゴリーが無いのです)。
間違っても、そう言う結論を出してはなりません。

貴女と言う実子が居るのです。
嫁に出た所で、実家のお父さんは生みの育てのお父さんであって他人ではないのです。
であるならば、身を粉にして謝すべしではないのですか?。
婚家の墓石と仏壇の中へ迎え入れて合祀し合同の合併と成るのです。

看板が違う、宗教が違うと言って、実の親を追い出してはならないのです。
何度も口をすっぱくして言います、実家のご両親を婚家へ迎え入れて供養をする勤めを子供である貴女は有しているのです。
無縁として一心寺へ放り投げないで下さい。
祀り手が無いと言って永代供養なる無策へ追いやらないで下さい。
家名が変わっても宗教が違ってもそう言う事が問題なのではなくて、
貴女の親である事を真摯に見詰めて考えるべきなのです。
ユメユメ間違ってはなりません。