お墓と髙御座

墓石の基本なる形は『四角』だ。
しかし、四角よりか五角が良いに決まっているし五角よりか六角が良いに決まっている。
要は、円に近づくという事だ。
円相に近づく事が理想なのであるが、
建造物や墓石では円球は困難だ。
だから四角に成っているだけで、六角や八角の堂塔や墓塔は多く存在している。
堂塔で言えば、桂宮堂(広隆寺)・南円堂(法隆寺)・夢殿(法隆寺)の八角堂が有名だ。
墓塔で言えば、八角の阿理香塔や六角の累宝塔が有る。
髙御座の八角天皇の御座から派生をしている。
平城宮遷都千三百年祭の大極殿内でその髙御座が見られる。