墓石への戒名彫刻は必須

最近の傾向として、墓石本体への戒名彫刻を避ける方向が見られる。
墓石の仏塔へ戒名を刻んで仏と同化する事こそ本意であるのに、それを忌避してどうするのか?。
全く意味を為さない建墓法が蔓延をして嘆いています。
石屋は言います「墓石へ戒名を追加彫刻をしようと思えば、住職にお願いをして抜魂と入魂供養を勤めなければなりません、そうなるとその費用が発生します、墓石へ刻まずに横にある副碑の墓誌へ刻むならば仏石では有りませんから抜魂入魂の御布施が発生いたしませんから楽です」と、道を外れた利便性を説いて墓誌を売る付けます。
その結果として、刻まなければならない墓石本体へ刻まない間違った墓塔が立ち続けているのです。
石屋は儲かって良いでしょうが、
祀らなければならない肝心な故人の戒名が横のヘタ石ヘ刻まれて手も合わされなければ花や線香も手向けられていない悲惨な光景を目にして嘆いているのは私一人なのでしょうか??。
◎◎家之墓という看板ではなくて南無阿彌陀佛と言う仏様を迎えた石に戒名を刻む事こそ肝心な作法なのです。
皆様方の猛省を期待します。