絶える妻の実家の墓石を迎えて合祀する

一人っ娘の妻が悲しんでいる。
実家の亡き両親のお墓と供養に付いて悩んでいる。

夫は、妻の実家の両親を迎えて供養を勤める役目がある。
妻の実家の亡き両親は他人なのだろうか？。
トンでもない、愛する妻を生んで育てた張本人なのだ。
妻と夫の間に生まれた子からすると母の親はお祖父ちゃんお祖母ちゃんだ。
家名が違っても宗教が違ってもお墓は家名の為に有るのではないし宗教の為に有るのではない。
お墓は両親への供養であり両家のご先祖への報恩感謝の仏塔なのだ。
子から見ると、父の父母であり母の父母なので、
両祖父母を供養する事に何の抵抗もない。
子の身体の中に両祖父母の血が平等に流れて形成をしている。

婚家の主の中に実家の従を加味して成り立った墓塔こそ正しき供養篤き墓石なのです。

無縁にする事なく、永代経で始末する事無く、一心寺へ放り投げる事無く、
貴女が貴女がた夫婦の手で、しっかりと継承して行って差し上げて欲しいのです。