古いお墓の始末法

不要になった墓石を、埋めなさいと言う僧侶や石材店や葬儀社が多い。
彼らにとっては不要になった墓石が邪魔らしい。
処分に困った結果が「埋めなさい」と言うご宣託だ。
それを聞いた人たちは、それが最善な方法として疑わない。
何で埋めてしまうのか?。
今まで手を合わせて大事に守って拝んで来た仏石なのです。
はいそうですかと言って短絡に埋めてしまう行為が許せない。
お魂が抜けても、墓石面には戒名や南無阿彌陀佛や仏種子が刻まれている。
それらは、仏石として無縁塚へお運びをして安置しなければなりません。
無縁塚が無いからと言って埋めてしまわずに、
無ければ無いで造成をすれば済む話なのです。
新しいお墓を売るだけ売っておきながら、
旧来のお墓がめんどくさいと言って捨ててしまう安直な業界の姿勢を嘆いているのです。
仏石は無縁塚へ運んで合祀を済ませてこ一連の改葬建替え作業が無事に終わるのです。