お墓の金封筒と表書き

金封筒の使用は、

通夜葬式が『黒白』

忌明けからは仏事として『黄白』です。

お墓が出来ると言う事は仏殿が立つに等しく『紅白』になります。

しかし、幾らおめでたと言っても、

死亡後直ぐの納骨で紅白は差し控える方が賢明です。

浄土真宗と他宗派では若干違いが有ります。

　　　　　　　　　　　【浄土真宗】　　　　　　【他宗派】

通夜葬式　　　　黒白　御佛前　　　　　黒白　御霊前

四十九日法要　黄白　御佛前　　　　　黄白　御佛前

抜魂　　　　　　　黄白　遷座法要料　　黄白　抜魂供養料

入魂　　　　　　　紅白　入仏法要料　　紅白　入魂供養料

墓開き　　　　　　紅白　建碑法要料　　紅白　開眼供養料

いずれであっても、仏前へ御供えする御札を、折ったり裏向けて納めてはなりません。

白封筒で、礼を逸する封筒もダメです。

紅白金封に熨斗が付いていれば神事用だから使用しないと言う考えも不適切です。

神事も仏事も混交時代の共有思想です。