建墓は『終活』では無い。

簡単に『終活』と呼ばれている。
葬式・法事・仏壇・墓石の業界人が呼んでいます。
終活ではありません。
『END』ではありません、『AND』なのです。
一連の葬儀に続く仏教作法は、終わるのではなく続くのです。
死んで、終わってしまうと言う事ではありません。
永劫に続く供養を、終わると捉える考えが植える付けられた為に、葬式もしない(親の縁に感謝をしない)、法事をしない(三回忌や七回忌の仏事無用)、仏壇を置かない(置く場所が無い)、建墓しない(散骨や墓閉)。親が、産んで育てて下さった恩に報いる術を知らない。死んで失くなったのではない、親やご先祖様は、貴方の身体の中を流れている細胞に成っているのです。感謝こそすれ、無視してはならないのです。私が今此処に居ると思うならば、ご先祖への報恩感謝が供養と成って現れて来ます。葬儀告別式をする、四十九日を全うし50回忌を勤め上げる、この世の浄土を具現する仏壇を置く、お土へ還す墓塔を立ててご本尊様との一体を図る。神戸新聞文化教室で、10月6日13時半から講演会を開きます。