2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

親鸞聖人の遺言

死後の処理を「亡骸を鴨川の魚に与えよ」と言われた事は有名な言葉である。 遺言ならば遺弟はそれを実行する事が当然の勤めと思う。 しかしそれを実行する事無くお墓が立った。 遺言はお墓を建てる事を否定した文言ではない。 亡骸を仏として拝む対象になる…

戒名の値段の高騰

戒名の値段は『布施』であって、 幾ら幾らと言うレベルではないし 相場などを作ってもなりません。 今日のテレビは要らぬ事を言っている。 信士で20〜30万で居士だと30〜50万で 院号は80万以上と言っている。 安く済ます方法として戒名普及協会な…

お盆の御参り

住職が宗教界の重鎮であるが故に、 ここ暫くは娘さんの庵主さんが来られている。 お寺からだと地下鉄を乗り継いで50分は掛かる。 盛夏では大変な距離になる。 檀家総代を勤めているので、 お寺に寄せていただいてのお世話係りは多い。 住職に会社の名前も…

作務衣

息子の嫁は近くの自分の実家へ帰っている。 息子が作務衣を欲しいと言ったので買いに行くことにした。 私はどんな物でも良いのだが、息子がこんなに悩むなど思ってもいなかった。 大雑把で寸法も厳密でなくMかLしかない物をすごく悩んでいる。 作務衣が一…

娘の誕生日と墓参

亡き娘の24歳の誕生日だ。 お盆と言う事で、ここ暫くはお墓参りに出掛けている。 と言っても週に一回は着ている。 今日は隣県の父のお墓へも御参りへ行く。 草も結構生えていてなかなか抜け切れない。 霊園が拡張されて沢山の石屋さんも出来ていて盛況だ。…

大祖母ちゃんと孫

98歳の母はすっかり恍惚の人だから曾孫を見ても判らないのは仕方がない。 息子夫婦が大祖母に会いに行きたいと言ってくれた事は大変嬉しくて有り難い。 何かしきりに声を出してはいるが何を言っているのかが不明だ。 私達夫婦だけではなくて、他の若い3人…

お墓と梵字

酒井のり子の身体に梵字の刺青が有ると報道をしていた。 先祖から頂いた身体を傷める行為では有る。 身体に梵字を刻む人が有っても、肝心な墓石へ刻む人がいない。 身体へ仏菩薩を刻む思考が有るならばナゼ必要な墓石へ入れようとしないのか?。 お墓を建て…

孫は可愛い

17ケ月になる孫のしぐさが可愛くて和みっぱなしだ。 私のする事を直ぐに真似が出来る。 車でおもちゃを買いに出掛けた。 おまるも売れらているので一緒に買った。 今まで、「孫って可愛いよ」と、聞かされては来たが こんなに可愛いものとは思わなかった。…

お盆の帰省

離れている家族に会える御盆と御正月は大変嬉しい年間行事だ。 ご先祖様も帰って来るし、久し振りに家庭は賑やかな話し声で溢れる。 元気に暮らす両親こそが一番近いご先祖様だ。 遠祖も近祖も、大切にする孝行こそが嬉しい。 仏壇と墓前に手を合わせて、ま…

六道詣り

毎年、亡き人のお迎えに六道さんへ行く。 今年も大勢の人がお迎えの為の迎え鐘を撞く為に水塔婆を抱えて並ぶ。 作法の手順が親切に書かれてもいるし、 初盆の人の為のお飾りや御供えも書かれている。 それぞれの思い思いを胸に御参りに来ておられる。 冥界へ…

お墓の必要性

今のお墓であるならば、お墓って要りません。 今のお墓の姿を見つめ直して欲しいのです。 ◎◎家之墓となっている。 これって何を表現しているのでしょうか。 ◎◎の家の墓ですよ、と言う意味でしかない。 仏を迎えたわけでもないし、先祖を迎えたわけでもない。…

息子家族が帰って来た

一階で音がするなと思って二階から下りたら、息子家族が帰省していた。 本年の3月では未だ歩けなかった孫も 今では17ケ月となって歩きも走りも出来る。 突然であったが為に私も驚いたし孫も泣き出す。 息子の居た部屋を事務所に使い 遊び場であった部屋も…

現代家具調仏壇

新仏壇を見せていただいた。 現代のニーズを考えて進歩を見せている。 カッコ良いのだが荘厳さは失っていない。 マンションのリビングにもマッチしている。 決して安くはないが、 旧来の仏壇を敬遠していた若者の人心をキャッチして 売り上げも好調のようだ…

歯科

被せていた銀歯が外れたので急遽診て頂く。 簡単な思いで出掛けたが、簡単ではなかった。 被せていた中が虫歯で腐って葉の根っこが付いたまま外れたようだ。 虫歯を削って根っ子を使用しつつ再生出来るかどうかを 医師は思いながらの厄介な治療が開始された…

現代家具調仏壇

私も古い人間になっています。 仏壇は旧来からの厳かな仏壇に限ります。 徳島県の仏壇店の会長に新仏壇を案内していただきました。 『素晴らしい』のです、 感嘆して感動をし感服いたしました。 今後益々人心を掴んで行く事と思います。 如何に今風に変化を…

お墓と骨壺

お骨壺は、 火葬場から家の仏壇までの、そして家から墓地までの運搬具なのです。 湯呑みやコップと同じ役割であって、 お骨を墓石の地下の石棺内へ納めれば不要となり 石屋が割って処分いたします。 お骨を何時までも骨壷の中に入れて置いて成仏が叶う訳があ…

伊勢神宮参拝

外宮から内宮へ参拝しなければならないものを 時間の都合で内宮のみとなった。 平成25年の式年遷宮へ向けて造営工事が進められている。 正宮は未だ工事に掛かっていないが宇治橋はかなり捗っている。 広い神域であるのに、正宮前の拝む所は何でこんなに狭…

お墓の清め

お墓に来ていただき、お祀りをするのは①ご本尊様、②ご先祖様、③亡き大切な方。 そう言う聖地であるならば、迎え入れる部屋は常に清浄でなければなりません。 墓地の内の土は下に『真土』中に『赤土』上に『白川砂』を敷きます。 真土は山の中より出でた聖な…

ビートルズ

電化ショップへ買物に行った。 レコード売り場に大きなポスターが掛かっている。 『ザ・ビートルズ』、 新曲が出るわけがないのに、 レコードから音曲の良いCDとして再編製されて売られる予約販売だ。 「買いたいナー」。 高校受験勉強の折に聞いたのが初…

お墓の開眼供養式

私は全国へお墓の講演や指導に出掛けている。 お墓の講演をしている人はいない。 著書を10冊も発行をして相談指導に回っている人も居ない。 そう言うご縁が生じて、 また新たに開眼式を迎える正しいお墓が丹後の地に聳え立った。 熱心な相談者であるが故に…

お墓が出来る事は祝い事

お墓は死んだ人の為の縁起の悪い物ではない。 お墓が立つと言う事はお寺が一ケ寺立つに匹敵する。 こんなめでたい事は無い。 紅白の御祝い袋を使用して『開眼供養料』とか『建碑法要料』としてお寺様へお渡しする。 タイミングとしては読経が済んで身支度を…

職人さんには頭が下がる

今年は未だ梅雨が上がっていない、今日も激しい雨が降る。 職人さんは天気に対して恨み言を言わない、 タダタダ黙々と技術を込めて建墓に力を注いでいる。 雨が降るも良し晴れるも良し、 自然と一体に成って作業を推進している。 激しく降れば空を見上げては…