喪主は一人、施主も一人

葬式の喪主が決められなくて便宜上に喪主と施主を立てる案を出す人がいる。
施主は施し主であって葬儀に使うべきではない。
主人を亡くした喪主を妻ではなくて長男にすべし。
葬儀の挨拶を喪主が行う事で、
後の承継が喪主である事を世間に披露する場である。
お墓の建立も母と息子の連名ではなく、
施主としてはっきりと長男一人で行なってこそ
長男に家督の相続の自覚も芽生えてしっかりと継承して行かれる。
墓石の建立者名は仏を支える上台石のしかも向かって下座へ遜って
継承者の一人の名前で堂々と刻んで朱を入れておきます。