お墓の建て替え

家を新たに立てると古い家は解体するか放棄します。
お墓も同じで立て替えれば古い墓石を何時までも残して置いたのでは更にした意味がありません。
自家の墓域が広ければ抜魂された仏石のみを安置する方式も有りますが、
大抵は無縁塚へ運んで合祀します。
新しいお墓へ移ったが故に旧石の仏石のみを無縁として塚へ置くのであって旧態依然として墓石をそのまま置いておいてはなりません。
また新しい墓石が福原家之墓であっては何にもなりません。
五輪塔であるとか南無阿彌陀佛の名号塔であるとか仏菩薩が迎えられて祀られている墓塔であるから喜んで移って来られるのです。
移って来た先が単なる福原家之墓であってはガッカリなさいます。