五重塔もお墓なのだ

東寺の五重塔法隆寺にも有るし、四天王寺にも有る。
これがお墓であるってご存知でしょうか?。
塔とは、お釈迦様のお墓である事を示す『STUPA』⇒『卒塔婆』⇒『塔婆』⇒『塔』に成り、
五重塔や三重塔と成っております。
では何処にお釈迦様のお墓が有るのかと言えば、
五重塔の一番上を見上げて頂きたいのです。
一番上には避雷針のような『相輪』が有って、これも一つの仏塔で『相輪塔』と言っています。
その相隣の下の方にお茶碗を伏せた形状の物が有ってそれを『伏鉢』と読んでいます。
その伏鉢こそがお釈迦様のお墓なのです。
昔は、そのお釈迦様のお墓である五重塔が寺域の中央に在ったものなのです。
大阪の四天王寺の伽藍がそうなのです。
今では塔が中心では無くて金堂が中心になっています。