お墓は仏の住まい

墓石を何と見るのかによって考えが変わります。
仏の住まいとするのか、貴方好みの石組とするのか?。
お墓は宗教施設の『仏の住まい』なのです。
石を買って置いたのではありませんし、記念の碑でも有りません。
貴方ご自身は、亡き人をどのように扱いたいのですか。
宗教性、無宗教性?。
葬式を出し戒名を頂き、亡き人が仏道に成ずる事を願う普通の親子関係であるならば、お墓を建てる事は人間として必須なのです。無宗教と言うか関心の無い人は関心の無い生き様を提案すれば良いのです。私はそうでは無いと確信していますからそのような見方が信じられません。
せっかく建墓を実行するのに、
意味の無い石組では残念なのです。
石屋は石が売れば良いのですから、石が持つ本来の意味を説こうなどしません。
自ずから、各人各様の好みの墓石が立ちます。
その好みは貴方ご自身の物であって、先祖は好みませんし子孫も好まないかも知れません。好みや趣向の墓石はNGなのです。
亡き人が成仏を遂げると言う前提こそ肝要です。
宗教性から離れつつある墓地墓石業界。
宗教家より離れつつある寺院僧籍関係。
とんでもない方向へ進んでいるこの世界のかじ取りが狂っている。
手におえない。
法事も正しく回を重ね、建墓も正しく実践する。
そう言う家系に清栄がある。
ご先祖のお蔭。