2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

祇園祭の宵々山

祇園祭りは昔から慣れ親しんだお祭りだ。 旧事務所の氏神様であるだけに近年は欠かさず御参りに出掛けている。 歩行者天国になる前の5時過ぎに着いたが例年になく人で一杯だ。 毎年同じ巡拝をする。 烏丸御池から室町通りを南下して仏光寺を右折し新町を北…

門徒さんの建墓相談

浄土真宗では、お墓に対して熱心でないが故に、住職の指導も当てにならない。 「お墓にこだわる事もないし、気にかける事も無い」と 回答をするから門徒さんが困ってしまう。 今回は、私の友人である他宗派の住職に相談をしている。 他宗旨であるから的確な…

◎◎家之墓は間違っている

お墓の相談を住職に尋ねると「門前の石屋へ聞きなさい」と丸投げをする。 石屋は石売りに徹していて、お墓の事を知らない。 寺は続けて言う「墓相なんて関係が無いので気にしてはいけない」と、 であれば墓相違外に気にしなければならない事を教えて欲しい。…

婚家へ妻の実家を迎え入れる

何万回と言い続けてきた。 嫁に出たから実家とは他人、そんな薄情な娘に何時から成ったのか。 妻の実家の仏壇も墓石も婚家の中へ迎え入れなければなりません。 姓が違えば親まで違うのか?。 宗教が違えば宗教が貴女を産んで大きくしてくれたのか?。 家名の…

お寺さんへのお支払い

お寺さんへのお支払いは『御布施』であって 気持ちの法礼であるので寿司屋のメニューとは違う。 相場を教えてくれと言われるが、 結果的に相場など作ってはならないのです。 気になって聞かれる質問の多くは、 ?法事のお礼、?戒名や葬式のお礼。 本当のお寺…

御開帳ビデオ試写会

一泊二日でバス3台を連ねて信州善光寺の御開帳に出掛けた。住職の小松玄澄大僧正も4回目の御開帳と成る。二ヶ月に渡る長丁場の御開帳を貫主として無事に勤め上げられてさぞかしご心労も蓄積している事と思います。星野教授が撮影されたビデオで盛儀の盛大…

小松玄澄善光寺大勧進貫主

檀信徒が集まって御開帳のビデオ試写会があった。 小松玄澄大僧正も4回の御開帳をお勤めだ。 1シーン1シーンが想い出に残っている。 長きの行事であるだけに 予定を静々とこなすだけでも至難の業が必要になり ご心労も想像に絶する。 星野先生が腕の辛さ…

兄から弟へ継承して行く

兄夫婦が娘ばかりで、嫁いで出たので家が絶えると言う。 永代管理費を払って納骨堂へ行くと言う。 何を言っているのか。 姥捨て山へ捨てるような哀れな事をしてはなりません。 兄夫婦には弟夫婦が居ます。 弟が分家出発ではなく、兄の本家を弟が継承して行く…

中国材は悪くない

遠方より相談者があった。 聞き捨てならない言葉を聞いた。 有名な大手の営業マンが 「中国材は色が変わって悪いから国産にしなさい」と勧めているそうだ。 中国材のどれが変色をする悪質な石なのか。 国産の石の高額な物を売り付ける為にそんな作文を客に言…

旧石を埋めない

墓地が4ケ所もある。 何で?、次から次へ墓地を買っているの。 石屋にとっては良い客になる。 何で一本化にしないのか?。 売れが良いというレベルを知って残念に思う。 まして墓地の地下に仏石を埋めているという、 そんな事をしてはダメ。 それをまた性懲…

お墓のご相談

JRに乗って石屋さんへ出向いた。 相談者は、随分以前に墓相で立てられているが 今回は独身のお姉さまを亡くされての建墓相談だ。 五輪塔と位牌墓が建てられてはいるが、 独身死者の女性には観音像尊墓になる。 今回は普通の墓石にされるが、 頂部の白毫の…

霊標はお墓ではない

霊標はお墓ではありません。 だから霊標に向かって手も合わせませんし花や線香も手向けません。 霊標は仏壇で言えば過去帳に相当する物で先祖の記録帳なのです。 過去帳に記載をしても位牌で祀るように、 墓石で霊標が有っても肝心な事は墓石本体の仏の石に…

漬物が美味しい

友人の住職に昼をご馳走になった。 漬物でお昼だ。 これが大変美味しい。 漬物だからと言って馬鹿には出来ない、なかなかのご馳走だ。 おナスとワラビが特に美味しい。 今朝掘りたてだと言うジャガイモときゅうりを頂いたが JRで来ているので提げて帰りに…

一軒の家に墓地は一つで墓石も一基

一軒の家にあっちとこっちに墓地が在ってはなりません、 別れる事無く一箇所に纏めます。 また墓石も2基以上在る事は可笑しいのです。 位牌墓とか地蔵尊墓であれば意味はありますが、 同じような墓石が2基必要ではありません。 一箇所に、一基に纏めてあれ…

運動不足

烏丸に事務所があっと頃は、通勤に歩いたり階段の上り下りをしたりと結構歩いた。 今は自宅の2階で業務を行っているので 階段を上がる事意外は椅子に座ったままだ。 南の窓を開けると良い風が吹き込む。 下町の甍が眼に入る。 運動不足が故に身体の全体がし…

お香典の金額

お通夜や葬儀でのお香典の金額の相場を聞かれる人が多い。 何で、その様な事を聞くのかと思う。 御布施はお気持ちであるから恥でもなければ無礼でもない。 相場などあろうはずもない。 しかしそう言う事を聞くが故に、人は相場を作って行く。 その基準が恥を…

病院巡り

病院の二科を受診する。 薬もたっぷりもらって帰る。 つい先日も眼科で網膜剥離と言われた。 次から次へと病気が湧き上がる。 これからこの身体がどのような悲鳴を上げだすのか?、不安だ。 50までの命と言われて数年延命をし続けて来た。 もはや、褒め称…

お墓と年忌

お墓が未だの家は死後四十九日を迎える時分に新墓石を立てる人も多い。 十三仏信仰を理由として三回忌までには立てていただきたい。 お墓は先祖を祀るだけではなく、貴方ご自身もそこに入ると言う事を考えて欲しい。 「親のお墓を立てない」と言う、悪たれ子…

紫式部のお墓

建物の陰になって陰気でみすぼらしくて女傑には相応しくない墓石だ。 と思って今日行ってみたら、なんと環境が整備されていた。 顕彰会が数年前に整えられたようだ。 小さいが清楚な感じでなかなか良い。 源氏物語を執筆したと言われている廬山寺や石山寺で…

お墓と兄弟

親のお墓を立てるのに、お金は出し合いますが、継承者である長男の物で いくらお金を出したからと言っても弟は入れません。 弟の建立者名を刻みますと、何か自分のお墓のように思って 死んだら入れてもらえる錯覚になりますが、 お墓は兄弟でも他人と見た方…

善光寺の内紛劇

680万人の善男善女が御参りをされた御開帳が終わった。 終わったとたんに内紛が再演された。 もう何年も前のスキャンダルと言うか茶番劇をだ。 美人アナと密会、金と女にまみれたクソ坊主との見出し。 マスコミの書き方も人間性を疑う、これ見よがしのセ…

お葬式での焼香の回数

焼香の数も真言宗で3回で真宗大谷派は2回と決まってはいるが、 葬式では全ての宗派で1回で良い。 何回もする事でもないし丁寧に額に頂く事もしない。 ハッキリと申し上げて 葬式のお焼香は額に頂かずに回数も1回!!。 自分の身を清める焼香を3回もして…

眼科へ行く

3日ほど前から眼がおかしい。 何か、ムラムラした物が浮かぶ。 最初はまつ毛でも入ったのかと思っていたがそうではなくて流動的だ。 眼科の先生へ診てもらいに行く。 久し振り、と言っても2年前に行っている。 先生も看護師さんも「頭、どうしたん?」と丸…

神道のお墓

ここは全部が神道のお家の墓地になっている。 しかし100軒が100軒ともみな墓石が違っている。 立てる石屋が違うから、 顧客の希望を聞くが故に違ってくるのであろうか。 しかし全部が神道であるから自ずから似た墓石が立ちそうなものだが、 一つ一つに…

神式の墓石

朝一番の新幹線で日帰り出張に行ってきました。 職人さんは既に来ていて作業を進めていました。 ここは神道のお家です。 五輪塔と位牌墓を2軒立てます。 五輪塔は仏教だけではありません、神道も立てます。 明治までは神仏が混交でありましたし、 比叡山で…

建立者名には赤を入れる

墓石に施主名を必ず刻む。 墓石本体の3個の石の内、一番上の石を仏石と呼び その下を上台石(人石)、一番下の大きな石を下台石(地石)と呼称する。 施主名は上台石の向かって左面へ遜って刻む。 しかしお墓の石には変わりがないので、 死の世界へ飛び込むよう…

累宝塔仏心石内の上段と下段

東京の累宝塔に追加戒名彫刻をお願いしていた石屋さんから電話があった。 亡くなった奥さんの戒名追加彫刻は、 相続者であるから上段の夫の隣に続いて彫刻する事が決まっている、 石屋さんが言うにはは 「ご主人さんの左隣には既に信女と付いた女性の名前が…

妻側の仏壇墓石を迎え入れる

私は他家へ嫁いだから実家の供養が出来ない、と言う奥さんが多い。 嫁に行っただけでナゼ実家の親の供養も出来ないと思うのか??、 この親不孝者め!!!。 嫁に行けば実家の親と縁を切るのか?。 生んで育てて下さった親やご先祖様を何と心得るのか!。 貴…

お墓の本

熱を入れて執筆をした本の在庫が積まれていて邪魔になる。 あれだけ思いを入れたのに。 差し上げようと思ってゆうパック2箱に入れて郵便局へ持ち込んだ。 前もって郵便局で買った定型のゆうパックである。 私が適当なダンボール箱に詰めて持ち込んだならば…