先祖の霊

亡くなった人の総称を『霊』と呼ぶ以外に呼び方が見当たらない。
浄土真宗では霊とか魂の言葉を使用しない。
であればどう呼び変えれば良いのだろうか、
ご先祖のホトケ様なのだろうか?。
国の慰霊祭などで『先亡之霊』とか『戦死者之霊』とかが柱に書かれている。
浄土真宗では霊を嫌うと言ってどう言い変えるのか。
今日の質問者は、先祖代々之霊への供養の文言をどう表現すれば良いのかと聞く。
ご先祖の全てが仏の世界へ往生している
と言うものの、ご先祖への報恩感謝はホトケではあるが
ご先祖様に対しては霊ではないから……、
先祖代々諸精位が良い、
供養も不向き、
霊も不向き、
浄土真宗では葬儀も不要
墓石も不要
追善供養も不要と言っているだけに困ってしまう、
かと言って、住職の強烈な指導も皆無なだけに
迷う人がほとんどだ。