2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お墓は記念碑ではない

墓石は記念碑ではないと言う事を先ず知る事。 ご本尊様を迎えて先祖を祀って亡き人を迎え入れる。 そして、その造営された聖なる墓地墓石の地下にお骨を土へ還す奉安所を築く。 そして家宗旨に則した有り難いお経を写経として奉納する。 力を込めて造営し、…

文字化け

相談者からメールが来たが、下方が文字化けをしていて判読できない。 途中から文字化けをするとはどういうことなのか。 仕方なく手紙で半分の回答をして送った。 PCは判らない事が多すぎて初老者には苦痛が付きまとう。 7年間触れているが、初心者の入門…

経蔵

お墓参りに行った。真言宗御室派であるから本山は仁和寺です。京都の冬の旅の非公開所の公開と言う事で経蔵が公開されている。普段は非公開だけに東寺の五重塔や仁和寺の経蔵は見に行く価値がある。経蔵の中には八角型で大蔵経典が納められていて、それを一…

累宝塔

累宝塔は代々13代のお祀りができます。。

お墓に卒塔婆を立てる

あるコーナーに質問があって卒塔婆を聞いておられた。 浄土真宗以外の宗旨の方は、墓地に卒塔婆を立てる。 卒塔婆の語源はインドのお釈迦様のお墓の事で『STUPAスツーパ』と言う言葉が漢訳されて卒塔婆となった。また塔婆とか塔とも呼ばれる。 石造の五…

お墓の研修会 比叡山居士林

比叡山居士林で簡単な修行体験が出来る。なんと言っても開祖の親鸞聖人や日蓮上人が山に篭られて修行を詰まれた所だけに、同じ境地を味わえる趣がある。4月からの石材店の皆様にも大勢お集まり願って会得して頂きたい。そして当方の中心の教えである、各宗…

沖縄の先祖祭祀

先祖への供養の篤き心を沖縄の人は大切にされている。 エイサーは生まれながらにして幼少から学んでおられる。 盆踊りのように、ご先祖様への手厚い送迎の踊りだ。 一生懸命に踊る若人の姿に私は涙したように、ご覧になるご先祖様も大満足をして帰って行かれ…

建立者名には赤色を入れる

女性の方がお墓を立てるのに「女の名前でお墓を建ててはならない」と、言われて悩まれている。 何を言っているのか、お墓を立てるのに女も男もない。 「女の名前でお墓を立てると家が絶える」と。 男の相続者が居ないから女性の名前で立てるのであって、女性…

初午

時々早朝に御参りに行っているお稲荷さんの初午の日。 小学六年生の時に、選抜されて舞台を踏んだ時のセリフが「1月門には松が立つ、2月は初午のぼり立つ、3月3日に雛が立つ……」であった。 何故かこのセリフを50年間覚えている。 初午って何なのかと疑問…

仏教墓塔研修会の準備

比叡山の居士林から電話があった。 4月19日から21日まで比叡山で墓石の研修会を開催する時期も迫って来た。 毎年1月開催が恒例で20年間各地で続けて来たが、本年の比叡山では会場が冬季閉鎖の為に4月へ順延している。 研修をしつつ仏教を学び比叡山…

沖縄では万歳三唱の変わりに頑張るゾーを怒鳴る

暦の上での新年になる立春。 昨日は沖縄護国神社で豆まきを行った。 鬼は出て行って福がやって来る。 沖縄での慰霊が終わっての豆まきの御縁は有り難い。 思い出の記念写真を参加者宛へ郵送した。 何も良い事がないが、生かされた生命を思いっ切り自分なりに…

ひめゆりの塔

沖縄護国神社で正式参拝がありました。 たまたま節分の豆まき神事があると言う事で、一緒に声を大にして撒きました。 現在の宮司様の、以前のお勤めが、我が氏神様である祇園八坂神社であったと言う事で話も弾みました。 ひめゆりの塔も大勢の方の御参りがあ…

摩文仁の丘

激戦地の摩文仁の丘へ行きました。 若い修学旅行生が真剣にガイドさんのお話に耳を傾けている姿に胸を打たれました。 そうして戦争の悲惨さや平和の尊さを学習して行くのでしょう。 31府県の慰霊碑が立ち並んでいます。 礎と言う碑も完成をし、戦没者の名…

沖縄京都の塔慰霊追悼式

私は仕事柄全国の墓地へ出掛けます。 多くの兵隊さんの墓石が立っています。 側面を見ると、ミンダナオ島で戦死20歳とか、レイテ島で戦死22歳とか刻まれています。 母親と別れ、妻と別れ、彼女を残し、子を残して行かれた人もあったでしょう。 なんと言…