墓石の家名と家紋彫刻

墓石へ家名と家紋を彫刻します。
墓石には本体と具足とがあります。
本体とは墓石の3個の石ですし、具足とは墓前に備わっている
花立と香炉と水鉢等です。
本体の3個の石は仏菩薩そのものです。
一番上の石は仏石(棹石)で、そこに戒名を刻みますから
具足石を置いて御供えをし手も合わせます。
上台石と下台石は仏石を支える石です。
福禄寿とか過去現在未来とか動産不動産と呼称されています、
仏像の下に在る蓮華座であったり須弥壇を示します。
そのお墓本体の部分に家名の『福原家』などの悪戯書きは出来ません。
家名は花立へ、家紋は香炉や水鉢へ記します。