#家族

墓石への戒名彫刻は必須

最近の傾向として、墓石本体への戒名彫刻を避ける方向が見られる。 墓石の仏塔へ戒名を刻んで仏と同化する事こそ本意であるのに、それを忌避してどうするのか?。 全く意味を為さない建墓法が蔓延をして嘆いています。 石屋は言います「墓石へ戒名を追加彫刻…

姑と一緒のお墓に入りたくない

明日は我が身、貴女も将来息子の嫁からそう言われるのです。 何とかなりませんでしょうか?。 貴女が大好きな夫を産んで育てて下さった大事な母親では有りませんか。 生みの母親と息子の関係ってそれはそれは切り難き関係なのです。 同姓であるが故の嫉妬を何…

お墓を立てる話

高齢者がお墓を建てる話しをしだすと、決まって若い息子が反対をする。 墓に高額を使用するよりも、家を直したり息子の大学受験費に当てたり、車を買ったりの趣向品や贅沢品に行ってしまいがちだ。 どうしても墓石は後回しされがちだ。 先祖からの催促が無い…

大和十三仏霊場巡り

駅のパンフに十三仏霊場巡りが有った。 人の死後に13仏によって、故人が仏に成る過程が説かれている。 初七日 不動明王 2七日 釈迦如来 3七日 文殊菩薩 4七日 普賢菩薩 5七日 地蔵菩薩 6七日 弥勒菩薩 7七日 薬師如来 百か日 観音菩薩 1周忌 勢至菩…

お墓を立てれば誰が一番喜ぶのか

お墓は誰の為に立てるのか?。 立てれば誰が一番喜ぶのだろうか?。 一番喜ぶのは、石屋と寺。 肝心なホトケ様は喜んでおられない。 建墓は、石屋と寺の為に有りきと看破した。 市営霊園をグルーと見渡せば、どれもこれも、石屋と寺が大笑いしている姿が想像で…

お墓が立った時の金封

お墓が完成をしてお寺様に読経を勤めて頂く事を『開眼供養式』と呼んでいます。 入仏の大切な晴れの儀式です。 浄土真宗では建碑法要式と呼んでいます。 お墓と言うよりも見方を変えて頂ければお寺が建ったに等しいのです。 紅白の金封を使います。 建墓が、…

禅宗の五輪塔

住職からお叱りを受けたと言って相談が有った。 何遍となく口を酸っぱく言い続けているが虚しい気持にさせられる。 禅宗の五輪塔へは梵字を刻まない。 梵字と言う印度の言葉を使用しないのです。 禅宗は中国発祥であって中華思想を色濃く遵守しています。 五…

五重塔もお墓なのだ

東寺の五重塔、法隆寺にも有るし、四天王寺にも有る。 これがお墓であるってご存知でしょうか?。 塔とは、お釈迦様のお墓である事を示す『STUPA』⇒『卒塔婆』⇒『塔婆』⇒『塔』に成り、 五重塔や三重塔と成っております。 では何処にお釈迦様のお墓が有…

ついで御参り

自分宅のお墓へ御参りをして、そのついでに他のお墓へ御参りをするとダメと言う人がいる。 ついで参りは凶だそうだ。 ついでと思わなければ良い。 「今日の墓参は、A家とB家だ!」と、出掛ければついでとは言わないだろう。 ついでに御参りをしておこう、…

墓石は三個の石で成り立っている

墓石本体とは三個の石で成り立っていて、その前にある花立や線香立ての石を具足と呼んでいてこれらが1セットを成しています。 全て同じ石質の石を使用しています。 ところが、中には、色目がバラバラな墓石が有ります。 これらは継ぎ接ぎの継ぎ足しの感が否…

墓地を買う

一般的に、墓地を買うと言うが、買うのではなくて半永久的に借りた土地なのです。 その契約を済ませて借りた土地に対して金銭を支払っています。 昔は、単位が墓地の一坪(宅地の坪の4分の一)であって、 二基の墓石であろうが三基の墓石であろうが、本数によ…

お墓と色

お墓の彫刻面に何色を入れるのかの問い合わせが有りました。 仏文字へは純金箔を入れます。 梵字のキャカラバアやキリークや阿字や円相や妙法などです。 建立者名の俗名部分(福原太郎建之の太郎)には赤色を入れます。 その他へは青色(濃紺色)を入れましたが…

お墓と議員の先生

国会議員の先生が挨拶に立ち寄られた。 先生に来て頂けるほど大きな家でもないだけに恐縮する。 事務所の看板を眺められて「お墓の相談事務所ですか?」 と珍しそう。 先生に褒めて頂くほどの力量はないが、 先生と同じ様に、人に喜ばれる仕事として一生懸命…

墓石への戒名彫刻

禅宗の位牌を見ると『空◎◎院□□○○△△位』と書かれている。 一番上の空や新帰元や皈元は戒名ではありません。 記号で言えば『円相』で、仏に成ったとか仏へ還ったの意味。 ◎◎は『院号』、□□は『道号』、○○は『法号』、△△は『位号』で、最後の位は様と解釈してく…

お墓は何でも良いですヨー

何故、僧侶はそう言う呑気な事が言えるのか?。 ジャアー、宗教もなんでも良いのか。 お経も何でも良いのか。 お墓って、何でも良いですよ、あまり気にしなくても。 こだわってはいけません。 教えが有るからには、お墓や仏壇を何でも良いと言って責任を逃れ…

壺から空けて土へ遺骨を還すべき

墓地墓石を求めたのは、遺骨を土へ還す為の何物でもない。 日本全国で葬法は同じで土へ還さない地域は無い。 少しでは有るが、壺のまま納めている誤った霊園が有る。 改善すべき事案では有るのに、浄土真宗の僧侶が同意をしている。 浄土真宗では骨に執着を…

私が死んだら実家のお墓へ入れて欲しい

嫁に出て子供が生まれて新家庭を築いていたが、 死後は舅姑とは一緒のお墓には入りたくなくて 実家の親のお墓へ入りたいと言う奥さんが多い。 そう云う事を言われた、実家のお兄さんのお嫁さんも辛い思いをする。 「何で、嫁に出た女がコッチのお墓に入るの…

亡くなった妻をどうすれば良いのか

結婚をして、早く亡くなった奥さんをお持ちのご主人が居る。 実家側より遺骨と位牌を引き取ってお墓へ納めたいと言う申し出があった。 「はいそうですか」と言って引き渡しても良いのだろうか?。 一時期でも妻であった最愛の人を実家へ放り投げてはなりませ…

平成二十二年のお正月

紅白歌合戦を見ていた。 若い頃、武田さんの病室で二人で見ていた。 深夜の巡回の看護師さんが懐中電灯を持って見回りに来た。 正月だけは大目に見てくれた。 看護師さんにはお正月もなく気の毒だった。 それから暫くして武田さんは亡くなった。 いつも紅白…

お墓の事で義姉がとやかく言ってきて困る

お墓を守っている長男の主人がしっかりしていれば嫁がもやもやする事も無いのでしょうが、頼り無いが故に嫁いで出て行った義姉がとやかく言って来て困っている例を良く聞きます。 弟と姉はまるで夫婦のようでさえ映る場合があります。 義姉は実家のお墓には…

兄から弟へ継承して行く

兄夫婦が娘ばかりで、嫁いで出たので家が絶えると言う。 永代管理費を払って納骨堂へ行くと言う。 何を言っているのか。 姥捨て山へ捨てるような哀れな事をしてはなりません。 兄夫婦には弟夫婦が居ます。 弟が分家出発ではなく、兄の本家を弟が継承して行く…

お墓と兄弟

親のお墓を立てるのに、お金は出し合いますが、継承者である長男の物で いくらお金を出したからと言っても弟は入れません。 弟の建立者名を刻みますと、何か自分のお墓のように思って 死んだら入れてもらえる錯覚になりますが、 お墓は兄弟でも他人と見た方…

お墓と土用の関係

お墓を建てる吉日は一年を通じて毎日が吉日である。 死者は正月も盆も無い、毎日亡くなるからには毎日命日がある。 建墓は今日も明日も吉日である。 しかし何でも無い日に立てるのではなくて何かの記念日に祭事を行うように仏教行事に合わせて行なうが良い。…

お骨を土へ還す

土葬の時は全身を土中へ埋めて還している。 今は火葬場から焼骨として壺で帰って来る。 壺は火葬場から仏壇への運搬具であって壺のまま納めるものではない。 壺からサラシのお骨袋へ移し替えて石棺内の母なる浄土へお還しをする。 私が施主へ「お骨袋へ移し…

妊娠中の墓参り

何でいけないの?、安心していって下さい。 お墓の中のご先祖様も元気な赤ちゃんが生まれるように 一生懸命に守って下さっています。 ただ妊娠後期は差し控える方が良いでしょう。 墓地が楽な場世であれば良いのですが、 元気な者でさえもシンドイ高台にあっ…

お墓の相続の流れ

伯父夫婦に子供がなくて祭祀相続が困難の場合は、 次男である分家が本家を継承する事は当然な事。 何の心配も無いばかりか、それは善行であって 継承を途絶えさせてはなりません。 徳川家も御三家と言う分家があって、 万が一本家の筋が途絶える危機を迎えて…

お墓の中へ親と一緒に入りたくない

嫁と姑の固執なのだろうか。母親と一緒のお墓に入りたくないと言う女性がある。それって常識ある考えであろうか?。貴女の息子や嫁から同じ事を言われたらどうであろうか。それは心配ないと言い放つ。あくまでも自分は良妻賢母を謳っている。貴女が愛する最…

お墓の勉強会

研修会も3日目。朝の坐禅も慣れてきて楽しい、30分ぐらい良いものだ。朝の練成に青竜寺を希望したがこれがまた遠い遠い、上り下りの坂道はキツイ。こんな山深い所で法然上人や真盛上人が修行されたものだ。皆から遅れて一人取り残された。掃除と食事も終…

お墓と遺骨

嫁いでいるからと言って亡きご両親のご遺骨をお寺へ納めてはなりません。 人任せであってはならないのです。 貴女と言う立派な子供が居るのですから。 嫁いで名前が変わろうが、宗教が違おうが、 その以前の問題として、貴女の親なのです。 それを納骨堂に預…